<青森2日目11R>長島大介(34=栃木)が笠松将太の先行に乗って楽に抜け出し快勝。「自分から人気にもなっていたので。2着ではダメだと思った」と責任感ある走りでファンの期待に応えた。番手で車間を空けて援護していたが、真後ろにいた飯野祐太の捲り追い込みを察知して差し脚を発揮。「余裕がありすぎて(車が)出ちゃった」と振り返った。
初日特選(2着)から実戦気配が光っている。赤板から強力先行の北井佑季と1度踏み合い、二の足を発揮して捲り上げてみせた。消耗戦に持ち込んで勝機をたぐり寄せた一戦を振り返り「あっちが踏み合いをやめれば先行していた。単調なレースでは分が悪いのでごちゃつかせようと思った。僕はそっち系(地脚)の脚質なので」。初日に北井を撃破したことで「あの走りがあったから今日は余裕があった。初日の走りで自信になりました」と胸を張った。
決勝は鈴木玄人の番手回りでチャンス十分。混戦を一気に抜け出すシーンがありそうだ。