【函館競輪G2「サマーナイトフェスティバル」&「ガールズケイリンフェスティバル」初日】脇本大丈夫

2023年07月15日 04:50

競輪

【函館競輪G2「サマーナイトフェスティバル」&「ガールズケイリンフェスティバル」初日】脇本大丈夫
ハイパワーで押し切りを図る脇本雄太 Photo By スポニチ
 ナイター競輪発祥の地で真夏の祭典――。G2「第19回サマーナイトフェスティバル」(優勝賞金1460万円)、「ガールズケイリンフェスティバル2023」(同320万円)は、15日から3日間、北海道・函館競輪場で開催される。初日は男子が12R特選をメインに4~11Rで予選、ガールズが1~3Rで予選1が行われる。12R特選は脇本雄太―古性優作の近畿コンビ、ガールズ1Rは坂口楓華、2Rは久米詩、3Rは児玉碧衣が中心になる。
【12R】脇本ねじ伏せる

 脚力上位の脇本に古性が続く近畿コンビが中心。細切れ戦だが積極的に出るのは挑戦者の菊池に平原が続く関東勢か新山―新田―守沢の北日本勢が有力。脇本はこの動きを見極め、自分のタイミングで巻き返して古性とのゴール前勝負に持ち込む。

 新田は前を任せる新山の動き次第で逆転があり(2)(4)、(2)(9)に注。単騎戦の松浦と郡司は先手ラインから好機に踏み込んで上位へ。

 (1)脇本雄太 ゆっくり休んでから練習。大会の相性が悪いので挽回したい。前で自力。

 (2)新田祐大 普通に練習して体調は大丈夫。新山君。

 (3)郡司浩平 小松島記念は久々に自力を出したし開催としては良かった。やれることをやって調整。単騎でうまく見極めて。

 (4)守沢太志 宮杯はケガ明けで思ったように走れなかった。ケガした部分をかばっていた。もう痛みはないがレースが空いたので走ってみないと。北3番手。

 (5)松浦悠士 小松島記念の感触自体は良かった。前回準決勝はスピードが出ててダメージが尾を引いていたが、何とか間に合った。単騎で自力自在。

 (6)菊池岳仁 前回は気持ちが弱く…。時間があったのでしっかり練習。自力。

 (7)古性優作 しっかり練習したが走ってみて。脇本さんと話して任せる。

 (8)平原康多 前回は踏み遅れや力が入らない部分など情けなかった。菊池君。

 (9)新山響平 体の使い方や乗車フォームなど修正できている。自力勝負。

【3R】児玉受けて立つ

 脚力上位の児玉で十分。児玉は岸和田パールCを含めて21連勝中と断然の戦歴を誇る。ここも自分のタイミングで仕掛けて首位有力。焦点は連下争い。吉川を対抗に推したが吉村、小林も差はない。

 (1)杉浦菜留 流れ見て。

 (2)吉川美穂 自力自在。一つでもいい着を。

 (3)日野未来 前々自力。

 (4)小林莉子 前回の復帰戦を走ってみて状態的にいいと言えない。状態を見ながらセッティングをいじっていく。自在。

 (5)吉村早耶香 腰は良くないが脚は悪くない。自力自在に何でも。

 (6)野口諭実可 気後れしないように。自力自在。

 (7)児玉碧衣 (G1優勝で)自分らしいレースは私が一番できる。自力勝負。

【2R】久米ノンストップ

 今年の充実ぶりで上回る久米が中心。久米は流れを見極め、的確に踏み込んで首位。尾方は久米より前団に位置して先に仕掛けると逆転がある。山原は自分のタイミングで捲ると侮れない。細田の強襲注。

 (1)鈴木奈央 前々自在。

 (2)岡本二菜 レース続きで移動の疲れがあるが、そこまで響かない。自在。

 (3)細田愛未 自在。

 (4)久米詩 脚力が上がり試していたことが、かみ合ってきた。自力基本に。

 (5)林真奈美 自在。

 (6)山原さくら 前回は今回に向けていいレースができたと思う。軽めに調整してケアしてきた。自力。

 (7)尾方真生 久留米バンクが使える時間が限られていたが、やれることをやってきた。自力勝負。

【1R】坂口充実一途!

 坂口の機動力に期待した。坂口は流れを見極め、自分のタイミングで仕掛けて粘り込む。レース運びがうまい石井は好位確保から踏み込むと逆転がある。底力上位の柳原も流れと仕掛け次第で首位。

 (1)柳原真緒 パールCは位置取りの部分で甘さが出た。腰痛で欠場していたが調整してきた。自力自在。

 (2)小泉夢菜 臨機応変。

 (3)坂口楓華 自分の思うスピードに近づいてきた。しっかり仕上げた。自力。

 (4)石井寛子 重いバンクは得意なので函館は相性がいいと信じて。自在。

 (5)村田奈穂 自在。

 (6)鈴木美教 状態は良くなっている。自力自在。

 (7)野本怜菜 選考順位が下なので少しでも食い込めるように。臨機応変。

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