【函館競輪・サマーナイトフェスティバル決勝】松浦が脇本マークのサプライズ「一番強い選手なので」

2023年07月16日 21:51

競輪

【函館競輪・サマーナイトフェスティバル決勝】松浦が脇本マークのサプライズ「一番強い選手なので」
大会3連覇を狙う松浦悠士 Photo By スポニチ
 ファイナルで夢のラインが結成した。グランプリ1勝、G1を7勝している輪界最強の脇本雄太(34=福井)に、G1を3勝している松浦悠士(32=広島)がつき、山田英明(40=佐賀)が3番手を固めるドリームライン。S級S班の脇本と松浦はG1決勝でもライバル同士でバチバチやり合う間柄だけに、急きょ手を取り合う連係はサプライズだ。
 急造ライン結成に歩み寄ったのは松浦だった。決勝メンバーが出そろうと脇本は近畿1人の構成。山田は早々に「松浦君の好きに」と話しており、松浦が自力でやるのか脇本に付くのか注目が集まった。松浦は「今後、脇本さんの後ろが空いてて付くようなら今回付かないといけない。(過去に)何回かアピールしてくれたのに断ってきたと言うのもあるし(2人で)話してみます」と思案顔を浮かべた。数分後、報道陣の前に戻ってきた松浦は脇本マークを宣言。「(スピードを)体感したいと思っていましたし、今後脇本さんが1人なら自分のライン次第にもなるけど行かせてもらう」と西日本地区のくくりで連係していくことを表明した。

 大会3連覇がかかる松浦は脇本マークを決断したことで「今後の自分の競輪に生かせる」ときっぱり。「(脇本は)やっぱり一番強い選手なので。楽しみは大きい」と胸を躍らせた。今回で19回目を迎える真夏の祭典は、フィナーレを前に最大の盛り上がりを見せている。

おすすめテーマ

2023年07月16日のニュース

特集

ギャンブルのランキング

【楽天】オススメアイテム