【中京記念】ダノンスコーピオンがジンクスぶち破る!坂路単走ラスト11秒9 上々の動きに期待高める陣営

2023年07月20日 05:30

競馬

【中京記念】ダノンスコーピオンがジンクスぶち破る!坂路単走ラスト11秒9 上々の動きに期待高める陣営
坂路を単走で追い切るダノンスコーピオン Photo By 提供写真
 ジンクスはダノンスコーピオンがぶち破る!!毎年トップハンデ馬が苦戦を強いられる中京記念。過去8年、いずれも“券外”に沈んでいる。まして59キロの酷量。「仕方ないと思うが、厳しい」と安田隆師がかぶりを振るのも当然だろう。
 今年2戦は京王杯SC11着から安田記念13着。が、世間の下馬評に反発するように、馬自身はひそかに状態を引き上げている。最終追いは朝イチの坂路。単走ながら気合をグッと内に秘め、闘志を感じさせる。身にまとうオーラはやはりG1ホース(昨年NHKマイルC勝ち)のもの。意識的に抑えて4F時計は55秒9と遅いが、ラスト1Fは11秒9。しっかり伸びた。動きを確認した岩本助手の目がキラリと光った。

 「馬も仕上がっているので、これぐらいで。普通の感じで1F11秒台で上がってきたし、トモ(後肢)の緩さが解消し、だいぶ良くなっています。これが競馬につながれば」

 腹はくくっている。59キロを背負う今回は後方から一撃に懸けるしかない。はじけるか、はじけないか。自分との闘いになる。「良馬場なら(59キロでも)それなりの競馬はできると思います。あとは和生(横山和)に任せるだけ」と岩本助手は力を込めた。ある意味、波乱を巻き起こすのはこの馬かもしれない。

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