4日目前半3Rを1着として準優勝戦進出のためには無事故完走条件だった後半8R、4号艇の田路朋史(とうじ・ともひと、38=兵庫)はピット離れで3コースになり、3カドに引く果敢戦法に打って出た。「放りながらのスタートで45(メートル手前)から伏せ込んだので、ダッシュが利いてなかったですね。ちょっと伸びるぐらいだった伸びがチルトを0度に跳ねて、どれぐらい出ていくようになるか確かめたかったんですが…」。1マークで上條嘉嗣にブロックされて6着に終わったが、スタートがコンマ02だから結果的に放って正解だった。5日目準優10Rも4号艇。チルト角度に注目だ。