<小田原F1初日S級予選>地元の佐々木龍(32=神奈川・109期)が地元で白星発進を決めた。目標の坂本紘規が赤板から仕掛け主導権を奪うと、番手で後ろを確認しながら援護。ゴール前でチョイ差しを決め、2車単170円の人気に応えた。佐々木は「坂本君の頑張りのおかげ。オッズを見て緊張した。しっかり期待に応えられて良かった」とホッとした表情を浮かべた。今開催は、同門で練習仲間の松谷秀幸、弟の和紀も参戦しており気合十分。さらに、初日は父で師匠の佐々木龍也(57期=引退)さんが解説で登場した。「父が来ると聞いていた。和紀、松谷さんと気合を入れていくしかないですね。決勝で松谷さんと一緒に走りたい」準決へさらに気持ちを高めた。