<5日目>準優11Rは貫地谷直人と品田直樹(44=東京)の87期の仲良しコンビが1、3着でそろって優出を決めた。ただ、2人の表情は対照的で勝った貫地谷はもちろん笑顔。1Mでいい差しが入りながら、2Mで貫地谷と1号艇・川崎誠志に先取りを許して3着になった品田は「イメージ通りの差しはできたが、川崎、貫地谷選手とそこからの足の差を感じた」と悔しそう。「舟の向きと一瞬の出足、差さるところはいいが、今のままでは優勝戦は面白くない。もうひと足欲しいですね」と上積みを求めて調整を思案していた。
前検前日は2人で過ごしたという品田と貫地谷。優勝戦は貫地谷が1号艇。品田は5号艇だ。「一番仲がいい貫地谷と優勝戦に乗れてうれしい。たぶん、引退した時に思い出になる。いいレースができれば。1つでも前を走れるように」と品田。ホームプールで逆襲を誓った。