【新潟新馬戦】サフィラ 良血証明だ!父ハーツクライのラスト世代 サリオスの全妹がベールを脱ぐ
2023年08月01日 05:30
競馬
12日に栗東入り。追い切り本数こそ少ないがトレーナーの言葉通り、素晴らしい動きを披露している。19日は坂路で先行した僚馬オーシンハーフ(2歳新馬)を馬なりで悠々とかわし、4F55秒1~1F12秒8で3馬身先着。1週前追いは松山を背にCWコース単走で6F81秒0~1F11秒5(馬なり)を刻んだ。「フットワークが軽やかで、目いっぱい追わなくても時計が出ている。折り合いもつくし、さすが血統馬。初戦から動ける態勢です」と自信を口にする。
馬体重は430キロ台。牡馬で500キロを優に超える大柄だったサリオスより、436キロでデビューしたサラキアと体形は似ている。「見た目は牝馬らしく、スッキリしている。小柄でもカイ食いがいいので、しっかり稽古をこなせるのが何より。この暑さでもバテている様子はない」と精神面の強さを強調した。
20年の種付けを最後に種牡馬を引退し、3月に起立不能となり死んだ父ハーツクライのラストクロップとしても注目を集める。厩舎、ファンの期待を背負って真夏の新潟デビュー。ここから出世街道を突き進む。