【関屋記念】中京記念組の牝馬ディヴィーナ主役!母父ディープインパクト譲り、瞬発力全開だ

2023年08月08日 05:15

競馬

【関屋記念】中京記念組の牝馬ディヴィーナ主役!母父ディープインパクト譲り、瞬発力全開だ
ディヴィーナ Photo By スポニチ
 今週の新潟メインはサマーマイルシリーズ第3戦「第58回関屋記念」。ここ2年の勝ち馬ロータスランド、ウインカーネリアンはシリーズチャンピオンの座に就いた。夏のマイル王の行方を左右する重要な一戦は小波乱の傾向。過去10年の結果を精査した結論は―。
 《性齢》夏は牝馬というが、性別では牡【8・7・6・102】、牝【2・3・4・29】で牡馬が圧倒。ただ近年は牝馬が台頭の傾向。3歳牝馬プリモシーンが勝った18年は1~3着を牝馬が独占した。昨年はスカイグルーヴの4着が最高だったが、18~21年は4年連続で牝馬が連対した。年齢では5歳馬が【4・5・5・47】で連対率トップ。昨年の勝ち馬ウインカーネリアンも5歳だ。他は4歳【2・2・3・22】、6歳【2・3・0・31】、3、7歳が各1勝。あまり年齢にこだわらなくていい。

 《前走》サマーマイルシリーズ第2戦の中京記念からの臨戦組が【3・5・2・38】と活躍。出走がなかった昨年を除き、中京記念組が連対しなかったのは13年だけ。これは見逃せない。同シリーズ第1戦の米子S組は【1・0・0・4】。昨年Vのウインカーネリアンはこのローテ。G1からの臨戦組もさすがに格の違いを見せており【2・2・4・17】と安定。ただ勝ち馬はNHKマイルC(18年プリモシーン)、マイルCS(19年ミッキーグローリー)からの臨戦で、安田記念組は【0・2・1・7】と勝てていない。

 新潟外回りの直線は658・7メートルの長さ。ゴール前が平たんで、例年スピードと瞬発力の勝負。この能力が高いのはやはりディープインパクト産駒で【3・2・1・21】。18年からプリモシーン、ミッキーグローリー、サトノアーサーと3年連続で同産駒が勝利した。今年はビューティフルデイ、フィアスプライド、ラインベックの3頭がエントリー。

 《結論》今年も前走・中京記念組は外せない。1、2着馬セルバーグ、ディヴィーナがそろって参戦。8着メイショウシンタケの巻き返しにも警戒が必要だ。牝馬台頭、5歳、母父ディープの各ファクターから軸にはディヴィーナを推したい。前走中京記念組のセルバーグ、メイショウシンタケが相手。さらに前走G1組のララクリスティーヌ、ロータスランドも軽視禁物。ディープインパクト産駒のビューティフルデイ、ラインベックを押さえたい。

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