【西武園競輪G1「第66回オールスター競輪」最終日】11R・真杉が平原とG前勝負

2023年08月20日 04:45

競輪

【西武園競輪G1「第66回オールスター競輪」最終日】11R・真杉が平原とG前勝負
G1初優勝を狙う真杉 Photo By スポニチ
 西武園競輪場で開催中のG1「第66回オールスター競輪」は、20日が最終日。11Rで決勝戦(優勝賞金5900万円)が争われる。本社本命は関東4車結束の番手から勝機をうかがう真杉匠。地元・平原康多とのG前勝負に持ち込むとみた。
【11R】真杉が平原とG前勝負

 4人の関東勢は吉田―真杉―平原―武藤で結束。犬伏―松本の四国勢、清水に山田、そして古性が単騎戦になる。
 積極的に出るのは吉田か犬伏。先行力は犬伏が上回るがラインは2車。一方、吉田は4車の先頭を任されただけに先行意欲は強い。吉田が駆ければ番手の真杉は別線の動きを見極め、最終的には自力に転じて平原とのゴール前勝負に持ち込む。単騎戦の古性は前々から総力戦で逆転を狙う。
 (1)平原康多 走るたびに体の感じは上向いている。関東3番手で。
 (2)犬伏湧也 割といいスピード感で行けたし、脚の状態はいいのかな。自力。
 (3)山田庸平 犬伏君に付いていくので必死で、最後も抜ける感じがなかった。でも思っていたよりはいい状態。世話になっている清水君が自力なら、任せる。
 (4)吉田拓矢 脚の感じは良かったし、強い気持ちを持って走れた。関東の先頭で。自分で志願した。やることは一つ。
 (5)古性優作 落車後でいっぱいいっぱい。準決のようなレースではダメ。強い気持ちを持って戦うしかない。単騎で自力自在。
 (6)武藤龍生 今までよりも伸びている感じがある。関東の4番手で。
 (7)清水裕友 何もできなくて(太田)海也に申し訳ない。松本さんから(犬伏の)番手でと言ってもらったが、自力でやる。
 (8)松本貴治 G1初優出はうれしい。BSも余裕があった。清水君に入ってもらって3番手で良かったが…。初連係の犬伏君。
 (9)真杉匠 セッティングをいじって4日目よりは良かったが、また修正する。吉田さんの後ろは初。重要な位置なので緊張する。

【10R】太田が逃げ切る

 新鋭太田の先行力に期待したが互角。山崎―山田―園田の九州勢は山崎次第で上位独占がある。新田は前を任せる菅田次第。
 (1)東口善朋 1人で。
 (2)山田英明 山崎君へ。
 (3)新田祐大 菅田君へ。
 (4)太田海也 自力。
 (5)山崎賢人 自力。
 (6)園田匠 九州3番手。
 (7)岩津裕介 太田君へ。
 (8)菅田壱道 自力。
 (9)桑原大志 岡山勢へ。

【9R】佐藤が番手差し

 佐藤の差し脚が中心。三分戦になるが積極的な菊池が主導権を握る展開濃厚。菊池目標の佐藤が番手の仕事をこなして差す。
 (1)佐藤慎太郎 菊池君。
 (2)嘉永泰斗 伊藤君へ。
 (3)村上博幸 山田君へ。
 (4)山田久徳 自力自在。
 (5)渡部幸訓 佐藤さん。
 (6)菊池岳仁 自力。
 (7)小倉竜二 九州勢へ。
 (8)伊藤颯馬 自力。
 (9)稲川翔 京都勢へ。

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