操縦性高いテリオスルル 直線脚使って2馬身半差以上快勝
2023年09月05日 05:17
競馬
【新馬戦総括】3場で行われた6鞍は全て芝。期待の良血たちが敗れ、1番人気の勝利は1勝のみ。時計的にも目立ったレースはなかった。その中でも日曜新潟芝1800メートルのテリオスルルは素質馬たちを出し抜く快勝。前半5F62秒9のスローペースながらラスト3Fは34秒4にまとめ、続く好位勢を2馬身半以上突き放した。操縦性が高く、直線もしっかりと脚を使えただけに上のクラスでもやれそうだ。アエロリットの初子で2着に敗れたコンドライト（単勝1.5倍の1番人気）は展開に泣いた形。次戦での変わり身に期待したい。
土曜小倉芝1200メートルのカルチャーデイは、やや重で1分10秒1。近3週の同条件（良馬場4戦、やや重2戦）で2番目のタイムなら評価できる。勝負どころでやや前が壁になっただけにスムーズならもっとやれたはずだ。父ファインニードルから受け継いだスピードは確か。今後も短距離路線で楽しみな一頭になる。
