【京都大賞典】波乗る厩舎のボッケリーニ注目 陣営「順調に仕上がってる」

2023年10月04日 05:28

競馬

 【東西ドキュメント・栗東=3日】今週は火曜が全休日。静かな朝だった。新谷が厩舎地区を回っていると、池江厩舎の前でボッケリーニを担当する森沢助手が取材に応じてくれた。
 前走・宝塚記念は勝ち馬イクイノックスから0秒5差の7着。後方からしぶとく追い上げた。森沢助手は「最後は勝ち馬を見ながら、この馬の脚は使ってくれた。強い相手がそろった中で、収穫の多いレース内容でした」と振り返った。

 夏場は栗東近郊のノーザンファームしがらきで英気を養った。「心身ともに若さがあっていい意味で子供っぽさが残っている。7歳の今が一番充実していると思います」と目を細める。

 京都大賞典は阪神開催の昨年2着。今年は【2・1・0・1】の京都に戻る。「追うごとに雰囲気が良くなって順調に仕上がっています」と太鼓判を押した。先週スプリンターズSをママコチャが制し、厩舎全体に活気があふれていた。今週も池江厩舎から目が離せない。

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