準優勝戦10Rのリプレーを見ながら斉藤仁から「いいターンしたなぁ」と声をかけられた栗城匠(28=東京)の5コース差しは展開の利があったにしても、実に鋭かった。
これで住之江は2度目の優出。そういえば前回も三都市対抗戦(20年10月)だった。小池修平が逃げ切り、栗城は6コースから2着で3連単1万60円の高配当を叩き出している(3着は西村拓也)。「スタートは遅れてしまったけど、エンジンが出てましたからね。あの時の方が今回より出てたけど、もう少し上積みして今度は1着を獲りたいですね」と目を輝かせた。今回は3号艇からターン勝負で頂点を目指す。