<大宮初日7R>ガールズケイリンのレジェンド石井寛子(37=東京・104期)が登場。直前のG1女子王座戦の結果を受け、今年はガールズグランプリの選考順位8番目に。補欠のため出走の可能性が完全になくなったわけではないが、ガールズグランプリ連続出場の記録は「10」でストップした。石井は「1年戦った結果です。一歩届かず残念ですが、切り替えて来年のグランプリを目指してまたスタートします。(女子王座戦の結果は)悔しくないはずがない。でも、これは勝負の結果。これを受け止めて、前を向いて走っていきたいです。精いっぱい1着を目指して走りますので、応援していただければうれしいです」と真っ直ぐ前を見て話した。
ガールズグランプリの出場を逃したからといって、石井のこれまでの実績が失われるわけでもなく、何が終わったわけでもない。通算589勝161V(1日時点)はガールズトップの数字。まさにレジェンドだ。そして、今開催から新たな石井寛子伝説が始まる。「1年を通して勝ち続けていくことは大変なこと。自分自身と向き合いながら、良いコンディションをつくって精いっぱい臨んでいきたい。みなさんの声援が力になります。応援よろしくお願いします」と力強く話した。