【朝日杯FS】津村×サトミノキラリ “師弟愛”結実V必ず!恩師13年ぶりG1挑戦「頑張ります」

2023年12月15日 05:26

競馬

【朝日杯FS】津村×サトミノキラリ “師弟愛”結実V必ず!恩師13年ぶりG1挑戦「頑張ります」
サトミノキラリと津村 Photo By スポニチ
 師弟愛の結実へ。津村が初騎乗のサトミノキラリで闘志を燃やす。今はフリーになったが、04年デビュー時から鈴木伸厩舎で研さんを積み、自身のJRA通算634勝中、厩舎別では最も多い54勝をマーク。現在同厩舎に所属する“兄弟弟子”の横山武から手綱を譲り受けた。津村は「武史が教えてくれた馬ですけど、厩舎を離れた後も依頼していただいてありがたいです。先生(鈴木伸師)の馬でG1に出るのは初めてなのでうれしい。先生も久しぶりのG1だと思うので頑張ります」と目を輝かせる。
 感触は最終追いに乗ってつかんだ。「新馬前に夏に調教で乗った時と比べて、気持ちも体も凄く良くなった。競馬も本当に上手な馬。今だと(未勝利V時の)1200メートルの馬という感じがしない。(初の)1600メートルもこなせる気がする。楽しみの方が多いです」。2連勝中の上がり馬に、充実を感じ取っている。

 鈴木伸師は10年ヴィクトリアマイル(ニシノブルームーン=3着)以来、13年ぶりのG1参戦。指揮官は「津村も“成長している”と言ってくれている。カイバもよく食べているし、前のようにイレ込むこともない。母系は長距離型。ムキになって走る馬ではないので距離も大丈夫。強い相手とやっていないのがどうかだけど楽しみ」と熱い期待を込める。好位から上がり3F33秒8のキラリと光る前走の切れは圧巻だった。師弟悲願のG1初制覇へ、強固な絆が快走を後押しする。

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