【川崎・神奈川記念】ヴィブラフォン先行押し切り！女性騎手ドイル、地方初騎乗で日本重賞初制覇
2023年12月15日 05:00
競馬
今年限定の中央交流重賞「神奈川記念」が14日、川崎競馬場で行われた。5番人気のヴィブラフォンが3角先頭から押し切って重賞初挑戦初制覇。鞍上のホリー・ドイル（27＝英国）も日本での重賞初Vとなった。
たった一度きりの限定重賞。そのチャンスをつかんだのは、短期免許で来日中、地方競馬初騎乗だった英国の女性騎手ドイルだった。前走からコンビを組んで福島の3勝クラスを逃げ切り突破。「いいスピードを持っている。スタートも出たのでそれを生かす競馬をした」と振り返ったように、ポリゴンウェイヴの逃げを終始2番手でマークする展開。3角手前でポリゴンが脱落して先頭に立つと、直線も右ステッキの連打で後続の強襲を振り切ってVゴールに飛び込んだ。
ドイルは「ありがとうございます」と日本語でファンの声援に応えた。「いきなり勝ってしまって、気持ちがいっぱいいっぱい。ゲートをしっかり出たのが良かった」と喜んだ。今後について高木師は「距離はこれくらいがいいと思う。ダートグレード競走を含め、オーナーと相談して決めていきたい」。ダートの名馬を多数輩出する同厩舎に今度は4歳牝馬の新星が誕生した。
◆ヴィブラフォン 父ドレフォン 母ヴィンテージローズ（母の父ゼンノロブロイ） 牝4歳 美浦・高木登厩舎 馬主・吉田勝己氏 生産者・北海道安平町のノーザンファーム 戦績15戦5勝（南関東1戦1勝） 総獲得賞金7646万1000円。
ドイルは「ありがとうございます」と日本語でファンの声援に応えた。「いきなり勝ってしまって、気持ちがいっぱいいっぱい。ゲートをしっかり出たのが良かった」と喜んだ。今後について高木師は「距離はこれくらいがいいと思う。ダートグレード競走を含め、オーナーと相談して決めていきたい」。ダートの名馬を多数輩出する同厩舎に今度は4歳牝馬の新星が誕生した。
◆ヴィブラフォン 父ドレフォン 母ヴィンテージローズ（母の父ゼンノロブロイ） 牝4歳 美浦・高木登厩舎 馬主・吉田勝己氏 生産者・北海道安平町のノーザンファーム 戦績15戦5勝（南関東1戦1勝） 総獲得賞金7646万1000円。
