【和歌山競輪 開設74周年記念G3和歌山グランプリ 決勝12R】古性が盤石の布陣

2024年01月14日 04:30

競輪

【和歌山競輪 開設74周年記念G3和歌山グランプリ 決勝12R】古性が盤石の布陣
古性優作 Photo By スポニチ
 和歌山競輪開設74周年記念G3「和歌山グランプリ」はきょう14日、最終日を迎え12Rで決勝戦が行われる。
 3日目(13日)は強風の中で、準決10、11Rは波乱の決着。そんな中でも12Rは古性優作が捲って、東口善朋が差し切り。近畿が上位を独占した。12R決勝戦は寺崎浩平を先頭に4人がまとまり強力な近畿ラインができあがった。番手の古性が差し切って和歌山記念初制覇をかなえる。

【12R決勝・古性 盤石の布陣】

 <12R> 近畿4車は寺崎―古性―東口―藤田でまとまった。本命は古性。寺崎が早めでも風を切ってしまえば絶好の流れ。後は捲りが来ても的確にさばいて差し切る。地元の東口が続く(9)(1)が本線。坂井が2車でも果敢に仕掛けて近畿ペースにさせない?山田の一発が穴。

 (1)東口善朋 古性君に全て任せていた。感触は良かったです。島川君と(古性が)踏み合いになり脚をためることができた。連日、寺崎君と古性君には世話になっている。近畿3番手でゴール前勝負できれば。
 (2)坂井洋 町田君よりは先に仕掛けようと。出してもしようがないと打鐘で腹をくくった。今までで一番ぐらいきつかった。日に日に良くなっている。自力。
 (3)山田英明 風が強い割に寺崎君が早めに来た。2日目はモタモタした感じだったけど、準決はシャキッとした捲りが打てた。自力。
 (4)永沢剛 佐藤さんが絡まれて、風が凄くて後ろで脚は削られていた。(バンク)コンディションが悪くて、感じは悪い。坂井君。
 (5)寺崎浩平 風があって先行に厳しいコンディションだったにしてもあまり良くない。乗り方のイメージを修正できれば。自力で。
 (6)藤田勝也 全部、古性君任せだった。結構きつかったけど、付けられて良かったです。近畿4番手。
 (7)阿竹智史 町田君が合わされた感じだったし切り替えた。じっとしていてもないので行けるところまでと。風が凄かったので脚はたまらなかった。佐賀へ。
 (8)山口敦也 山田さんのスピードが良くて捲れるなと思った。記念の決勝は初めて。山田さんの後ろ。
 (9)古性優作 風がとにかく凄かった。一発で行かないとラインで決められないと思った。最後はいっぱい。ペダルに力が伝わっていない感じ。できるだけ修正できるように。寺崎君の番手。

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