【東京新聞杯】7番人気サクラトゥジュール デビュー24走目で重賞初勝利 練った作戦がドンピシャ

2024年02月05日 05:25

競馬

【東京新聞杯】7番人気サクラトゥジュール デビュー24走目で重賞初勝利 練った作戦がドンピシャ
<東京11R 東京新聞杯>レースを制したサクラトゥジュール(右)(撮影・郡司 修) Photo By スポニチ
 東京の「第74回東京新聞杯」は7番人気サクラトゥジュールがデビュー24走目で重賞初勝利。鞍上のレイチェル・キング(33=オーストラリア)は先月のAJC杯に続くJRA重賞2勝目を飾った。
 ピンク色の勝負服が躍動する。サクラトゥジュールは直線残り100メートル、懸命に逃げ粘る昨年覇者ウインカーネリアンをあっという間にかわした。これで鞍上のキングはAJC杯(チャックネイト)に続き、JRA重賞2勝目。2度目のコンビを組んだサクラトゥジュールに重賞初制覇をプレゼントした。「返し馬から前走(中山金杯)の時より、雰囲気が良かった。リラックスしてレースに臨めました」。自身の武器を「スタート&リズム(良く流れに乗ること)」とアピールする通り、この日もスタートをすんなり決めた。

 厩舎サイドと綿密に練った作戦がドンピシャにはまった。「このレースは前に行きたい馬が多い。道中は折り合い面を最重視。しまいを生かす競馬で」と端的なプランを明かし、その言葉通り内ラチ沿いをロスなく運ぶ。向正面で首を上げるしぐさも一瞬見せたが、なだめてみせた。直線を向くと巧みに馬群をさばきながら進路を選択。「手応えがありました。前にスペースができて、素晴らしい末脚を使ってくれた。強い勝ち方でしたね」と頬を緩ませた。

 サクラを冠名とする競走馬の重賞Vは、17年8月20日の札幌記念を勝ったサクラアンプルール以来7年ぶり。4度目の重賞挑戦で花が咲いたサクラトゥジュール。暦の上で春の始まりを意味する“立春”のその日に、7歳を迎えた遅咲きのサクラが華麗に舞い上がった。

 サクラトゥジュール 父ネオユニヴァース 母サクラレーヌ(母の父シンボリクリスエス)17年4月14日生まれ 牡7歳 美浦・堀厩舎所属 馬主・さくらコマース 生産者・北海道新ひだか町の谷岡牧場 戦績24戦6勝(重賞初制覇) 総獲得賞金1億6592万8000円 馬名の由来は冠名+いつも(仏)、母の母セダンフォーエバーより連想

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