【大宮競輪・S級シリーズ 2日目10R】前走落車の不安を一掃した小松崎大地「少しずつだけど…」

2024年03月02日 15:54

競輪

【大宮競輪・S級シリーズ 2日目10R】前走落車の不安を一掃した小松崎大地「少しずつだけど…」
復調気配を見せている小松崎大地 Photo By スポニチ
 <大宮2日目10R>
 今シリーズが復帰戦だった小松崎大地(41=福島)が準決勝を1着でクリア。白星を手にして不安を一掃した。

 カマした菊池岳仁―神山拓弥の3番手を確保。2センターからの捲り追い込みで押し切った小松崎は「いろんなパターンを想定していたが想定外の展開だった。九分九厘(菊池に)突っ張られると思っていた。前がカカっていたが、苦しくても仕掛けようと。しっかり乗り越えられたのは良かった」と安どの表情でレースを振り返った。

 今年は地元記念から始動したが準決勝で敗退。続くG1全日本選抜でも結果を残せなかった。前走の奈良記念では一次予選を捲りで押し切り好スタートを切ったが、二次予選で無念の落車。なかなか波に乗り切れていないが、準決勝の1着で「少しずつだけどかみ合ってきている」と一筋の光明が見えている。

 完全復活へ白星が何よりの良薬になるはず。「もう少し上積みができれば」と前を向いた。 

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