【京王閣競輪・S級シリーズ初日12R】位置取りを長考した佐藤礼文「最後は伸びるつもり」
2024年03月03日 14:34
競輪
長考して同県の杉本正隆に相談した結果「自分でやることにした」と佐藤。その真意について「ここは競るところじゃない。2車ずつのライン構成ならどこでも3番手に行ける。相手が4車ラインで自分に先行がいない番組なら競りに行くが、今は調子がいいからタテ脚を出せば勝負権はある」。好位から直線一気に追い込むレース展開をイメージして単騎戦を選んだ。
「(番手に)行かなきゃいけないと視野が狭くなっていた」と反省し気持ちを整理した佐藤は「最後は伸びるつもりなので」と自信ありげ。次走に地元・取手で行われるウィナーズカップが控えており、今シリーズは弾みをつけたい開催。「ここからいい流れに乗っていきたい」と集中力を高めていた。