ボートレース第134期修了記念競走 小林甘寧、広島支部から4人目のチャンプ

2024年03月22日 16:02

ボートレース

ボートレース第134期修了記念競走 小林甘寧、広島支部から4人目のチャンプ
修了記念競走を制した小林甘寧(中)が優勝旗を手にする(左は2着の萩原丈太朗、右は3着の谷口丞) Photo By スポニチ
 広島支部から4人目のチャンプ誕生だ。ボートレースの「第134期選手養成訓練修了記念競走」が22日、福岡県柳川市のボートレーサー養成所で行われ、「養成所チャンプ決定戦」は小林甘寧(かんねい、20=広島)が2コースから差して1着。栄冠を勝ち取った。修了生25人(うち女子9人)は5月から全国各地でデビューする。
 “甘寧”と書いて“かんねい”と読む。「親が三国志好きで、そこからの名付けです」。甘寧とは中国の三国時代に活躍した伝説の武将。小林は名前に負けることなく頂点をつかんだ。チャンプ決定戦では2コースからコンマ11の好スタートから差しハンドル。バックでは接戦も、1周2マーク、2周1マークと丁寧に先マイし、1着ゴールに駆け込んだ。

 「2周1マークからは冷静に回り始められていたので、そこで行けるかなと思った。うれしい気持ちでいっぱいです。焦らずにレースができたと思います」

 養成所時代は「長いようで短くて、凄く内容の濃い一年でした。みんなと山崎教官と水面の周りをランニングした時に虹がかかっていて、それを見ながら走ったのが一番思い出に残っています」と振り返った。

 134期チャンプとして5月17日の宮島でプロデビューを果たす。「レーサーとしていち早く、1レースでも早く水神祭を挙げて、上の舞台に上がれるように頑張ります。不安は少しあるけど、凄く楽しみな気持ちの方が強いです」と力強く抱負を語った。

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