【取手競輪G2「ウィナーズカップ」2日目12R】強襲3着の古性優作「決勝だったら踏んで入れる」

2024年03月22日 19:11

競輪

【取手競輪G2「ウィナーズカップ」2日目12R】強襲3着の古性優作「決勝だったら踏んで入れる」
最後方から3着に突っ込んだ古性優作 Photo By スポニチ
 <取手2日目12R>
 まさに芸術的なコース取り。ラスト1周9番手から古性優作(33=大阪)が3着まで伸びてきた。

 厳しい位置から勝ち負けに持ち込んだ古性は「感触的には良かった」と手応えを明かし、「恐る恐る(コースに)入って最後は伸びなかった」と悔しそうに振り返った。

 前を任せた脇本雄太が8番手に立ち後れた。最終2コーナーから脇本が仕掛けて出るが、2センターはだんご状態。イエローラインの外にいた古性は脇本が捲れないと判断して最終コーナーから急降下。眞杉匠と佐々木豪の間に入り、直線で鋭く差し脚を伸ばした。小差の3着はファンをうならせる見事な動きだった。

 敗れてなお強しを印象づけた古性は「脇本さんが昨日もですけど、凄い出力で踏んでいった。どこまで行けるかと思っていたが、3、4コーナーで3車並走になった。脇本さんもこのメンバーだとキツくなるんだなと。周りの選手も強かった」と勝負どころを振り返る。

 あの展開でも勝てるイメージは頭に描けたそうで「コースを見極めて入ったが、う~ん。決勝だったら踏んで入れるし頭(1着)が獲れると思う」と言ってのけた。

 古性は自在選手の“究極体”に向けて進化を続ける。

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