24日の初日を飾った12Rドリーム戦第1弾の千成賞は、1号艇の石野貴之(41=大阪)がインから押し切って1番人気に応えた。「スリット近辺は良かったけど、出足がおかしかったので一からやり直します」。完璧な仕上がりではなかっただけに、いつもの調整が続く。
一瞬差し切ったと思われた白井英治(47=山口)だったが、石野とは回ってからの足が違っていた。2Mで篠崎元志(38=福岡)にも差しを許して3着に後退。「もう少し出足を良くしたいですね」と機力の底上げを図る。2着に逆転した篠崎元は「新ペラをしっかり叩いて1走目としては良かったですね。エンジンはしっかりしています」と早くも好ムード。25日の2日目も魅せてくれそうだ。