【からつボート G1唐津ダイヤモンドカップ】西山貴浩 王道一直線Vで地元SG権利獲り

2024年03月31日 19:01

ボートレース

【からつボート G1唐津ダイヤモンドカップ】西山貴浩 王道一直線Vで地元SG権利獲り
唐津初VをG1で決めた西山 Photo By スポニチ
 ボートレースからつ「G1唐津ダイヤモンドカップ」ファイナルが3月31日の最終日第12Rで争われ、西山貴浩(36=福岡)がイン押し切り勝ち。からつ&今年初優勝を決めた。G1は3度目の優勝。来年3月に地元・若松で開催されるSGクラシック(25年3月25~30日)の出場権もつかんだ。2着は捲り差しで続いた吉川元浩。3着には茅原悠紀に競り勝った浜野谷憲吾が入った。なお、節間売り上げは77億4886万1100円。目標の70億円を上回った。
 3度目となるG1優勝は、持ち味をいかんなく発揮した。ファイナルでも、しかりだ。そう、コンマ09という絶好のタイミングでスタートを放った。

 「ホッとしました。(ファン)声援が凄かった。きょうは完ぺきでしたね。スタート展示で(コンマ)04で行っていたから、本番は(コンマ)10で行こうと思って行きました」

 ほぼ、ドンピシャのタイミング。さえにさえたスタート勘を存分に駆使してインから押し切り、21年1月江戸川周年以来となるG1タイトル獲りを決めた。

 今節は初日ドリーム戦でのコンマ04発進からスタート力を発揮し続けて王道一直線としたが、それもこれも自らに課した目標を達成するためだった。

 「若松の(SG)クラッシック(25年3月25~30日)出場だけを一番に思って走っています」

 準優後に残した言葉だが、地元でのSG競走の舞台に立つためだけに、一心不乱に鋭い踏み込みをこころがけた。その強い思いこそが今回の優勝で出場権をたぐり寄せたのだ。

 「今年はグランプリに戻ります」

 もう目線は次なるターゲットへ。21年住之江大会以来、3度目の頂上決戦出場を目指す。

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