【日本ダービー】ジャスティンミラノの武器“前で運べるセンスの良さ” 友道師ダービー4勝目へ
2024年05月21日 05:00
競馬
![【日本ダービー】ジャスティンミラノの武器“前で運べるセンスの良さ” 友道師ダービー4勝目へ](/gamble/news/2024/05/20/jpeg/20240520s00004000816000p_view.webp)
16年マカヒキ、18年ワグネリアン、22年ドウデュースで現役最多の日本ダービー3勝トレーナー。先輩と比較すると?と聞くと「あの3頭は皐月賞を獲れなかったので」と即答するあたり、完成度の高さがうかがえる。ジャスティンミラノに関しては「前めで運べてセンスの良さがある」とセールスポイントを挙げた。
皐月賞馬で臨む日本ダービーは09年アンライバルド以来、15年ぶり2度目。前回は1番人気12着に敗れ、2冠制覇はならなかった。ほろ苦い経験もしながら年を重ね、今がある。8月に61歳になる友道師。ダービー出走のチャンスは今年を含め、あと10回となった。「僕はあと9年で定年を迎えるので厩舎にとって最後のダービーは節目の第100回。そこには必ず(管理馬を)出走させたい」と力を込める。一度勝てば次、何度でも勝ちたい。そして終われば、すぐに1年後を意識する。それが競馬の祭典ダービーだ。熱い思いを胸に今年も頂にアタックする。
◇友道 康夫(ともみち・やすお)1963年(昭38)8月11日生まれ、兵庫県赤穂市出身の60歳。大阪府立大獣医学部を卒業後、89年9月に栗東・浅見国一厩舎のスタッフに加わる。松田国英厩舎を経て01年に調教師免許取得、02年11月に開業。08年天皇賞・春をアドマイヤジュピタで制し、G1初制覇。ダービーは16年マカヒキ、18年ワグネリアン、22年ドウデュースで3勝。JRA通算4972戦726勝、うちG1・19勝を含む重賞65勝。