【宮島ボート 宮島チャンピオンカップ 優勝戦】深谷知博が3回目のG1優勝

2024年06月14日 18:40

ボートレース

【宮島ボート 宮島チャンピオンカップ 優勝戦】深谷知博が3回目のG1優勝
節目となる宮島70周年記念を制した深谷 Photo By スポニチ
 ボートレース宮島G1開設70周年記念「宮島チャンピオンカップ」は14日に最終日を迎え、12Rで優勝戦が行われた。1号艇の深谷知博(36=静岡)が、イン先マイから堂々の押し切りに成功。これが今年初V。G1では20年2月浜名湖以来、4年4カ月ぶりとなる3回目の優勝となった。2着には山口剛、3着には片岡雅裕で3連単は830円の1番人気決着。
 今年はなかなか優勝に手の届かなかった深谷が、節目の70周年記念覇者に名を刻んだ。優勝戦は枠なり3対3。インからコンマ09のスタートを決め、捲り差してきた山口を振り切って宮島周年初となるVゴールを駆け抜けた。

 「凄くホッとしています。エンジンはしっかりしていたので、やれることをやろうと思っていました」

 2日目ドリーム2ndこそ6コースで出番はなかったが、それ以外は全て舟券に貢献。安定感抜群のスタートに加えて、道中の俊敏な立ち回りが光った。

 昨年はグランプリシリーズでSG3冠目を獲得したが、今年3月の尼崎ピットで足を捻挫するアクシデント。その後、骨折が判明した。

 「年始から調子良く来れなくて、ケガでクラシックも欠場してしまった。前節(住之江G1)は優勝戦にも乗れたし、流れ良く今節は優勝できました。年末の舞台に戻りたい気持ちがより強くなりました」

 もう心配はいらない。優勝賞金1200万円を加算し、3年連続グランプリ出場の意識も高まってきた。宮島チャンピオンカップを制した深谷は、次走の尼崎グランドチャンピオンに闘志を燃やす。

 ◇深谷 知博(ふかや・ともひろ)1988年(昭63)4月1日生まれ、静岡県出身の36歳。静岡支部所属の103期生。20年10月大村のダービーでSG初優出、初優勝。妻は大阪支部の鎌倉涼(35)。1メートル64。血液型A。

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