【久留米競輪 G3中野カップレース 初日】12Rは松浦悠士 昨年のGP覇者が意地を見せる
2024年06月22日 04:50
競輪
北日本が新山―佐藤慎―菅田の3車で、犬伏―松浦の中四国と嘉永―北津留の九州。宿口と三谷は単騎戦になった。高松宮記念杯の初日にワンツー決めた中四国勢が中心で、昨年のグランプリ王者・松浦が意地を示すとみた。
復調急な新山もラインの厚みを生かして別線に立ちはだかる。手堅い走りが戻ってきた佐藤慎、嘉永に乗る北津留の浮上も怖い。
(1)松浦悠士 高松宮記念杯は行く前の感じとレースでの結果が違いすぎた。とにかく体が使えなくて、自分が乗りたいように乗れなかった。終わってからは上積みがかなりある。前回よりもかなりいいと思う。新車も持って来たが、乗った感じが重かった。今までのままで行く。犬伏君へ。
(2)菅田壱道 高松宮記念杯では調子自体は良かった。久留米は相性がいいし追加も入る予感がした。北の3番手で。S班の間に入っちゃうのはどうかなと思う気持ちもあった。
(3)宿口陽一 高松宮記念杯は最近の中ではそこそこ走れた。単騎で。
(4)三谷竜生 高松宮記念杯は難しかった準決以外はそれなりに走れた。単騎で自力。
(5)佐藤慎太郎 修正点はあるけど、徐々に手応えをつかみつつある。新山君の番手。S班だからというところで自分から行かせてくれと(菅田)壱道に伝えた。
(6)北津留翼 高松宮記念杯の感触は悪くなかった。嘉永君に任せる。武雄記念の初日以来ですね。
(7)新山響平 昨年の良かった時の状態にセッティングを戻して、乗り方や体の使い方を矯正して良くなっている。自力。
(8)嘉永泰斗 高松宮記念杯から新車にして感触は悪くなかった。体の感じも良くなっている。自力勝負。
(9)犬伏湧也 3場所前の玉野からフレームを戻して調子は上向き。自力で。
【11R】伊藤颯馬が豪快スパート
伊藤率いる九州トリオが本線だ。好枠の伊藤が、地元の田中誠と桑原を連れ豪快スパートで別線を封じる。伊藤の押し切りを重視したが、好調田中誠の逆転も魅力に。鈴木竜の強襲劇に注。
(1)伊藤颯馬 高松宮記念杯はしっかり踏めたし、体の動きも悪くなかった。ラインで決まるよう自力。
(2)小畑勝広 自力。
(3)友定祐己 いつも頑張ってくれる米嶋君へ。
(4)米嶋恵介 状態は普通です。前で。
(5)中野雄喜 体調を崩したりしてあまり良くない時期もあったが、上向いている。自力勝負。
(6)鈴木幸紀 中野君。
(7)田中誠 調子自体は俺史上最高かな。久々の連係で(伊藤)颯馬君へ。
(8)桑原亮 疲れは大丈夫です。地元記念なので頑張りたい。九州3番手。
(9)鈴木竜士 疲れは少しある。何回か連係ある小畑君を目標に。
【10R】森田優弥の押し切り中心
110点を超える競走得点を持つ森田と阿部がタッグを組み、竹山が3番手を固める。森田の押し切りが中心で阿部がどこまで迫れるか。前回の四日市でVを飾った上田尭も復調ムードで不気味な存在。
(1)上杉嘉槻 自力。
(2)上田尭弥 前回はラインのおかげで優勝できた。その後もしっかりと練習をやれた。自力で。
(3)阿部力也 セッティングの感じは変わらずいい。久々の連係で森田君へ。付いて行くことに集中。
(4)木村直隆 上杉君に。
(5)竹山陵太 阿部君の後ろを固める。
(6)須藤悟 遠藤君。
(7)森田優弥 トップとは脚力と判断力の差を高松宮記念杯で感じた。疲れはあるがいつも通りに頑張る。いつも通り自力。
(8)遠藤勝弥 自力自在。
(9)佐方良行 状態は変わりない。同県の上田君。連係は久しぶり。