【津ボート G2全国ボートレース甲子園 3日目】岡田光広の超イイ値は金子和之 行き足は軽快だ
2024年07月12日 04:30
ボートレース
勝因の一つとなっているのがスタート。初戦はコンマ04、2日目はコンマ08と、いずれも鋭い踏み込み。
「このメンバー相手に、スタートで遅れていたら勝負にならないので」
それを可能としているのが行き足の良さだ。湿気の影響でターン回りに重たさを感じていても、行き足だけはしっかりしていて、スタートの安定供給ができている。
さすが関東地区の先輩レーサー金子拓矢をVに導いた60号機。勢いがある。あとはメンタル面か。
「走り、エンジン出し、全ての面で劣っているのが分かりますね。毎走毎走、メンタルを擦り減らして走っていますよ」
そう語る表情に悲壮感は全くない。むしろ楽しんでいるようにすら見える。
「いつかは追いついて、その先に行かないとダメだと思っているので。甲子園には新潟代表として何度も選んでもらえているし(第1、3、5、6回)、期待に応えたいですね」
先の先を見据えているからこそ、目の前の一戦一戦を大切に、かつ全力で走れている。今節の金子はそういうオーラと、可能性を感じてならない。中外枠での戦いでも、行き足の良さは大きな武器になるはず。このまま好調キープなるか。
【岡田の買い目】7Rはジカ捲り期待。(2)(3)、(2)(5)。12Rは差し変化も視野に(5)から(6)(1)(2)BOXで。
◇岡田 光広(おかだ・みつひろ)1976年(昭51)3月14日生まれの48歳。最近は老眼が進み、写真はピンボケだらけ。趣味のプラモデル制作から遠のいている。