【住之江ボート スポニチ杯争奪なにわ賞】上平真二 押し切って4度目の住之江V

2024年07月24日 21:52

ボートレース

【住之江ボート スポニチ杯争奪なにわ賞】上平真二 押し切って4度目の住之江V
相性のいい住之江で今年初優勝を決めた上平真二 Photo By スポニチ
 ボートレース住之江の「第58回スポニチ杯争奪なにわ賞」は24日、第12Rで優勝戦が行われ、1番人気の上平真二(50=広島)がインから押し切って1着。昨年12月の児島一般戦以来となる今年初優勝を飾った。V賞金は100万円で副賞の高級腕時計もゲット。住之江は4度目のV。惜しくも差し届かず2着に終わった太田和美は「今節一番の仕上がりだったけど、上平君の出足が良かったね」と勝者をたたえた。
 相棒の38号機は数字こそ平凡も「それなりに動いている」と前検から慌てた様子はなく、ペラの微調整だけで本番に臨んだ。

 初日はスポニチドリームを含め3、3着と中間着が続いたが2日目以降はオール2連対で予選をトップ通過。準優も危なげなく押し切りファイナル1号艇を勝ち取った。“狙った獲物は逃さない”のが名人位。

 迎えた優勝戦。進入は枠なり3対3。イン上平の起こしは100メートルよりもかなり手前と絶好。スタートで先手を奪ったのは石渡鉄兵だったが、田口節子に引っかかり万事休す。一方で上平がインから伸び返すと、1周1マークは太田和美の差しを封じて先マイ。その後も太田の猛追を振り切った。
 「(太田が)後ろから追っかけてきたので道中はしっかり回らないと、と思っていた。優勝戦に入っても足の差はなかったと思う」

 これで当地は2022年5月のマスターズリーグ第1戦以来、4度目の優勝と相性は抜群。

 「地元宮島(3V)よりも優勝しているんでね(笑い)。ペラ制度が変わってからボチボチやれています」
 衰え知らずの名人位が、まだまだ存在感をアピールしていく。

 ◇上平 真二(うえひら・しんじ)1973年(昭48)11月28日生まれの50歳。広島支部所属の75期。1994年11月、宮島でデビュー。95年2月、若松で初1着。00年1月、三国で初優勝(通算73V)。22年4月、三国マスターズチャンピオンで悲願のG1初優勝を成し遂げている。主な同期は大沢普司、徳増秀樹、林美憲ら。1メートル68。血液型B。

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