【大村ボート SGオーシャンカップ】坂元真一の“超イイ値”は毒島誠 機力劣勢でも諦めない

2024年07月27日 04:30

ボートレース

【大村ボート SGオーシャンカップ】坂元真一の“超イイ値”は毒島誠 機力劣勢でも諦めない
4日目4R1着の毒島誠はホッとした表情(撮影・中辻 颯太)  Photo By スポニチ
 ボートレース大村SG「第29回オーシャンカップ」のベスト18が決まった。さあ、セミファイナル。超イイ値担当の坂元記者は連勝で準優入りの毒島誠に期待する。9Rに5号艇で登場。絶品ターンを繰り出す黄色い勝負服が夏の夜に輝く。
 さすがの勝負強さだった。毒島の予選ラストは4Rの2号艇。2コースからシャープに差し、道中は池田の猛追を振り切って1着。日またぎの連勝で得点率を6・20まで押し上げ、15位で予選突破を果たした。

 「2コースから差すための調整でした。一瞬の足だけで、余裕はなかった」。決していい足ではなくとも、戦法に合わせた調整で勝負駆けに成功した。

 相棒は勝率があるのにCランクの16号機。「このままでは4、5、6着のオンパレード。何をやっても反応がない。“オレは出ないぞ”ということに関しては芯が通っている」と感触は最悪だった。そこから整備を敢行。2日目には中堅域にまで引き上げ、予選を踏ん張りきった。

 機力はアップしたが、準優勝戦に入れば劣勢は間違いない。それでも「気持ちいいターンができるように調整して臨みたい。自分から攻める足はないけど、誰かがレースをつくってくれるはず。ツキはあるし集中して行きたい」と前を向く。

 今年の戸田クラシックを含む、SG8冠の実力者。展開があれば逃さず飛び込んでくる。さあ、勝負どころのセミファイナル。操縦性をアップさせて、どんなレースを見せるか。

 【坂元の買い目】準優勝戦9R。西山が6号艇で動くのか。進入から難解。オールスローの枠なりか、<1><2><6>・<3><4><5>を想定。毒島が土屋の攻めに乗って捲り差す。<5>から<3><1><4>。

 ◇坂元 真一(さかもと・しんいち)元72期ボートレーサー。佐世保バーガーを食べた。現役時は罪悪感で食べられなかったことを思い出す。

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