森且行がドキュメンタリー映画に アイドル、悲願成就、大ケガ、復活… 11.29公開

2024年09月06日 15:09

オート

森且行がドキュメンタリー映画に アイドル、悲願成就、大ケガ、復活… 11.29公開
森の生きざまを描く「オートレーサー森且行 約束のオーバル 劇場版」(C)TBS Photo By 提供写真
 オートレーサー森且行(50)の生きざまを描いたドキュメンタリー映画「オートレーサー森且行 約束のオーバル 劇場版」が11月29日(金)から新宿ピカデリー、角川シネマ有楽町ほかで全国ロードショーされる。
 アイドルグループ「SMAP」のメンバーとして人気絶頂だった22歳の時に、幼少時からの夢だったオートレーサーへ転身した森且行の生き方の深奥に迫ったドキュメンタリー。

 20年11月3日、森は24年目にしてついに悲願の日本選手権初優勝を果たした。しかし、そのわずか82日後、レース中に落車し、命が危ぶまれるほどの大けがを負ってしまう。

 それからレース復帰までの2年間、幾度にもわたる手術と懸命のリハビリの日々の中、森は何を思い、何を支えにしていたのか。

 3年にわたり、病院やレース場、幼い頃の思い出の場所でカメラを回し、肉親やレーサー仲間、担当医、そして本人へのロングインタビューを通して浮かび上がってくるのは、家族や仲間たちとの変わらない絆と熱い思いだった。

 本作は23年3月に開催されたTBSドキュメンタリー映画祭において上映された「オートレーサー森且行 約束のオーバルへ」をもとに、大幅な追加撮影映像を交えて再編集され、森且行の不屈の闘志の源泉を浮かび上がらせる全く新しい内容となっている。

 ▽森且行のコメント

 僕は28年前、芸能界のステージではなく、オートレースの世界で生きていくと決めました。3年前のケガで足に麻痺(まひ)が残ってしまったけれど、このオーバルで挑戦したいことがまだまだあります。もう50歳ではなく、まだまだ50歳。僕が闘う理由(わけ)を、この映画を通して感じてもらえたらと思います。

 ▽穂坂友紀監督のコメント

 森且行は二度と歩けなくなるかもしれないと宣告されたその足で歩き、復帰を絶望視されたその体で復活を成し遂げ、プロの第一線に返り咲いた。時に大きすぎる夢を公言し、達成するまで自分を追い込み続けるその生き方に惚れて、この3年カメラを回し続けました。いくつになっても挑戦を恐れない姿は、忘れかけていた大事なことを思い出させてくれるきっかけになると思っています。

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