【凱旋門賞】坂井瑠星 シンエンペラーと歴史の扉開く!「日本のホースマンの夢。勝ちたい」
2024年10月02日 05:30
競馬
前哨戦の愛チャンピオンSが悲願を予感させる走りだった。良化途上の状態面に加えて、馬群に包まれて窮屈なシーンがありながら末脚を伸ばして3着。「想像以上の走り。ダービーとは比べものにならないぐらいで(状態は)良くはなかったです。今の状態でこれだけ走れるんだと分かりました」と収穫を口にした。
父は大井の英光調教師。自他ともに認める「競馬オタク」だった幼い日から将来の夢を思い描いてきた。海外志向が強く、今年だけで海外6カ国目でステッキを振るう。
「そうなりたくてジョッキーになっていますから」。BCクラシックを見据えるフォーエバーヤングも含め、藤田晋オーナー&師匠の矢作師とのコンビで目指す壮大な野望。「まだ海外でG1を獲っていないので。勝ちたい思いが強いです」と闘志をにじませた。