【平和島ボート 6日間シリーズ 4日目】倉持莉々 1年3カ月ぶりの実戦で予選突破「マジで優出したい」

2024年10月14日 19:43

ボートレース

【平和島ボート 6日間シリーズ 4日目】倉持莉々 1年3カ月ぶりの実戦で予選突破「マジで優出したい」
産休明け初戦で準優勝戦進出を果たした倉持莉々 Photo By スポニチ
 ボートレース平和島の6日間シリーズは14日、予選4日目が行われ、15日の準優勝戦(10~12R)に出場するベスト18メンバーが決定した。
 長期欠場明けとはとても思えない。産休を経て、1年3カ月ぶりに実戦に復帰した倉持莉々(31=東京)が大ハッスルだ。

 初戦こそ不利な6号艇、大外発進で6着だったが、2日目から日またぎの3連勝。予選最終日となる4日目も3、2着にまとめ、得点率7位で予選突破を果たした。

 相棒の17号機は下位クラスに属するエンジン。だが、「2日目のギアケース交換が当たったみたい。それに4日目はペラ調整も当たった。伸びが良くて、スリット後は余裕がありましたね」とうれしそう。整備、調整に正解を出し、機歴を覆すパワーに仕上げた。

 「道中はレバーを落とし過ぎているし、まだ思い切って握れてはいない」と話す一方、「スタートはどのコースからでも見えています」とも。

 実際にここまで6走の平均スタートタイミングは破格のコンマ09。旋回面ではブランクを感じていても、武器の一つである“スタート力”は全くさび付いていない。

 準優勝戦は12Rに3号艇(前半の一般戦は2R4号艇)で出走。「スタートを頑張りたい。マジで優勝戦に乗りたいです」と気合が入る。1号艇の前田将太は難攻不落だが、恐れることなく真っ向勝負に出る。

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