現地時間6日に米デルマー競馬場で行われたブリーダーズCディスタフはマルシュロレーヌがV。日本馬として初めて海外ダートG1制覇を成し遂げた。栗東トレセンではこの話題で持ちきりだったのだが、ある調教師から提言もあった。「こうして日本から世界一になる馬が出たのだから、もっと挑戦しやすくなるようなダートの番組を考えてほしい。例えばダートで牝馬のリステッド競走などがあってもと思います」。中距離ダートは重賞でも除外になるケースが多い。これから強いダートのスターホースを導くためにも、レース体系には一考の余地があるかもしれない。