小池新都知事 リオ五輪閉会式ビジネスクラスで節約強行軍
2016年08月02日 05:30
五輪
![小池新都知事 リオ五輪閉会式ビジネスクラスで節約強行軍](/olympic/news/2016/08/02/jpeg/G20160802013081440_view.jpg)
リオ行きのファーストクラスは約230万円、ビジネスクラスは約150万円するが、出張期間を短縮することで宿泊費などを抑えるのが狙い。一方、都知事選がなければ日本ウエイトリフティング協会会長として開会式に行く準備をしていたという小池氏は「ホテル事情はよく知っている。シングル1泊、2泊が普段の10泊分。むちゃくちゃ高い。それを高いと言われたら困る」と宿泊費の一定の支出について都民に理解を求めた。
東京都オリンピック・パラリンピック準備局によれば、現地で予定されている都知事の公式行事は閉会式前後の20~22日。日本から片道約30時間の移動を考慮した場合、少なくとも2泊6日は必要となりそうだ。都政策企画局はホテルや航空券をまだ取っておらず、小池氏の意向を聞いた上で決める。
今月14日から2泊6日でリオ視察に向かう静岡県伊豆市の菊地豊市長の場合、エコノミークラス利用で航空運賃が51万150円、宿泊費は1泊5万8000円。同市長の視察費用は総額62万6150円としている。
小池氏は2日に初登庁。一部の支持者が緑色のものを身に着けて都庁前で迎えようとインターネット上で呼び掛けるなど「大改革」に期待が集まっている。