森本 一転ノバーラ残留…メディカルチェックで問題発覚

2012年02月01日 06:00

サッカー

森本 一転ノバーラ残留…メディカルチェックで問題発覚
キエーボ移籍が破談となったノバーラの森本
 ノバーラのFW森本貴幸のキエーボ移籍が、移籍期間最終日の31日に一転して破談となった。キエーボの広報担当者が交渉を打ち切ったことを明らかにした。
 31日付けのガゼッタ・デロ・スポルト紙は「移籍決定」、キエーボの本拠地ベローナの地元紙ジョルナーレ・ディ・ベローナは「契約の細部の詰めを残すのみで大筋で合意」と報じていた。しかし、30日に森本のキエーボ入りを報じたイタリアの衛星テレビ局スカイスポーツが31日午後に「破談」と報道。メディカルチェックで問題が出たことをきっかけに、キエーボ側が手を引いたという。

 森本にとっても、キエーボにとってもメリットのある移籍のはずだった。昨夏にノバーラに加入した森本は故障もあって今季11試合3得点にとどまっていたが、15日のチェゼーナ戦で得点を挙げるなど復調モード。新天地で出場機会を得られるはずだった。一方、11位のキエーボはセリエAでワースト2位の総得点16と攻撃力が課題。そのテコ入れのために白羽の矢を立てたのが森本だった。だが、正式契約寸前で移籍話は白紙に戻った。

 降格圏の最下位に沈むノバーラは30日にテッセル監督を解任してモンドニコ新監督が就任を発表。結局、残留することになった森本は、フィオレンティーナ時代の04年にMF中田英寿を指導した新指揮官の下で再出発を図る。

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