寿人「決定力の差で負けた」 1得点も絶好機決められず

2012年12月09日 21:45

サッカー

寿人「決定力の差で負けた」 1得点も絶好機決められず
<広島1―2アルアハリ>前半、同点ゴールを決め、森崎和(8)らと喜ぶ広島・佐藤(11)
トヨタ・クラブW杯 広島1―2アルアハリ
(12月9日 豊田)
 クラブ世界一を争うトヨタ・クラブW杯は9日、豊田・豊田スタジアムで準々決勝の2試合が行われ、Jリーグ王者広島はアフリカ王者アルアハリ(エジプト)に1―2で敗れた。

 1点リードされた前半32分、左CKからいったんはクリアされたボールをMFミキッチが頭でつなぐと、ゴール右のFW佐藤寿人にボールが渡る。右足アウトサイドで放ったシュートは、GKの右足にあたり足下を通過して、ゴールネットを揺らした。

 エースFWのゴールで勢いづいた広島は、サイド攻撃を中心に積極的に攻撃をしかけると、多くの好機を演出。しかし、良い流れが続いていた後半12分に勝ち越されると、佐藤にボールを供給して相手ゴールに迫るが、何度かの絶好機も決めることができなかった。

 後半35分、GKとの1対1の決定的な場面も、佐藤のシュートはゴール右に外れる。4分後にもゴール左でシュートを放ったが、GKに弾かれた。

 試合後、佐藤は「決定力の差で負けた」と悔しい表情を見せたが、「5位という結果で終えたい」と12日アジア王者蔚山(韓国)との5位決定戦に気持ちを切り替えていた。

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