東京V 讃岐との下位対決に勝って6試合ぶりの今季2勝目
2014年05月06日 18:11
サッカー
東京Vが讃岐との下位対決を1―0で制し、6試合ぶりの白星となる今季2勝目をマークした。
試合を決めたのは、ユースから今季昇格したDF安西幸輝(18)だった。前半42分、左サイドでパスを受けると、そのままドリブルで中央に切れ込んで右足でプロ初ゴール。前半46分と後半14分にともに不可解な警告を受けてDF森勇介(33)が退場となり、長い時間を数的不利で戦ったが、高卒新人の記念すべきJ初ゴールを全員で守り切った。
3日に国立で行われた岐阜戦で先発しながら前半終了時で交代させられた安西は「岐阜戦でふがいないプレーをしてしまって、取り返そうと思っていた。きょうは負けられなかったし、しっかり勝ち点3を取ってホームに帰ろうと思っていた」と話したが、勝利は4月5日の第6節・富山戦(富山)以来まだ2勝目とあって「ここからしっかり勝っていきます」と笑顔はなし。
苦しい戦いが続く三浦泰年監督(48)は「終わった時にこうなる(勝利)イメージをしっかり持つことが大事だった。失うものがなく戦う姿勢を見せてくる相手に、立ち上がりからそれを見せるのが1つのプランだった」とコメント。11日の次節は、12年まで率いた古巣・北九州をホームに迎えての1戦となるが、「ホームで勝たないと本当の意味でのスタートを切れないので、何とか勝ちにつなげたいと思います」と今季ホーム初勝利と今季初の連勝に意気込んだ。
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