大宮 2点差ハネ返し首位固め プロ7年目和田のJ初ゴールが決勝弾
2015年07月08日 21:35
サッカー
J2リーグ戦は8日、各地で第22節の11試合が行われ、1年でのJ1復帰を目指す大宮が2点差をハネ返して札幌に3―2で逆転勝ちを収めて2連勝を飾り、首位をキープした。
前半14分、23分と立て続けに失点し、序盤で2点のビハインド。だが、前半43分、試合前に6月の月間MVP受賞が発表されたMF家長昭博(29)が今季3得点目を決めて反撃を開始すると、後半15分にはMF横谷繁(28)の2試合連続弾で同点。そして迎えた30分、MF泉沢仁(23)から受けた家長のラストパスにオーバーラップしてきた左サイドバックの和田拓也(24)が右足を合わせてゴール右隅に流し込み、これが決勝ゴールとなった。
和田はJ1、J2通算129試合目で決めた待望のJリーグ初ゴール。J2東京V時代にはゴールラインを割ったように見えたボールがノーゴールと判定されたこともあったが、プロ7年目でようやく初得点をものにした。
チームメートに頭をなでられるなど祝福を受けた和田は「仁(泉沢)が折り返した時にアキくん(家長)のところに入ったので、ダイレ(クト)で落としてもらえればシュートチャンスがあるかなと思って呼んだら右足に打ってくれってボールが出てきたので、あとはもう無意識に蹴っただけです」と振り返り、「自分が決めたってこともそうですし、チームが0―2からひっくり返して勝てたっていうのが本当にうれしいです」と童顔をほころばせて喜んだ。
渋谷監督は「彼はもともとボランチの選手。彼がオーバーラップしてきて得点できたことは今後のチームにとってもプラスになる」と和田のゴールを評価。「私が生まれたところで勝ててうれしい」と出身地での勝利に笑顔を見せた。
おすすめテーマ
2015年07月08日のニュース
特集
サッカーのランキング
-
ホリデーが代表引退へ 日本戦で得点「全てをサッカーにささげてきた」
-
FC東京 豪代表FW、スペイン人FW加入を発表 武藤の後釜に期待
-
次世代イケメンスターは誰?ルックスはC・ロナ、人間性なら…
-
なでしこ撃破の米国ワンバック、同性婚相手とのキスが話題に
-
46―0!?バヌアツ、ミクロネシア連邦相手に“世界新”
-
大仁会長、準Vなでしこのボーナス増額示唆「評価したい」
-
なでしこ 新戦力を発掘へ!佐々木監督、リオ五輪金「狙う」
-
澤 エース“後継者”に岩渕指名「他よりも経験のある選手」
-
宮間 代表試合増を訴え「もっと自信つけるための時間必要」
-
鮫島 女子W杯ベストイレブン!なでしこで唯一選出
-
有吉 代表で存在感も謙虚さ変わらず、14日に職場“復帰”へ
-
安藤 リオ五輪で“リベンジ”誓う「まずはケガを治して」
-
女子W杯カナダ大会、入場者数は史上最多135万人
-
岩清水 なでしこL早期の出場直訴「切り替えたい」
-
C・ロナ 無冠からの巻き返し宣言「多くのタイトルを」
-
酒井高、HSVと正式契約 同僚ホルトビーとも“和解”
-
武藤、ヒデ超え宣言!欧州1年目から全開「結果が全て」
-
G大阪 宇佐美、なでしこに刺激もらった「いつか自分も」