ハリル監督　豪州戦は２～３人選手変更「頻繁に点取れる選手必要」

2016年10月07日 05:30

サッカー

ハリル監督　豪州戦は２～３人選手変更「頻繁に点取れる選手必要」 — 試合中に叫ぶハリルホジッチ監督 Photo By スポニチ

【Ｗ杯アジア最終予選（ 2016年10月6日埼玉）】【ハリル監督に聞く】

　――試合の感想は。

　「難しい試合だったが、勝利に値する戦いだったと思う。勇気を持って戦ってくれた選手におめでとうと言いたい。チームの強い気持ちを感じていたし、ずっと勝つと思っていました。美しい勝利ではないが、勇気でもぎ取った勝利」

　――オーストラリア戦に向けたプランは。

　「２～３人の選手の変更はあると思う。どう疲労を回復するかにかかっている。オーストラリア戦はより空中戦や地上戦が多くなるので、デュエルに勝つ習慣をつけないといけない。少し時間があるので、次はよりフィジカルの状態を上げないといけない」

　――課題は。

　「ＦＫでまた失点した。今予選はセットプレーで３失点目。少し多い。得点率をもっと高めたいのも望み。ブロックをつくられても２５メートルぐらいの距離からしっかり枠を捉えればゴールを狙える。もっと頻繁に点を取れる選手が必要。探し続けないといけない」

　≪３戦で勝ち点６以上は１３カ国中１１カ国が本大会へ≫連勝した日本は勝ち点を６とした。最終予選がホーム＆アウェーで行われるようになった９８年大会以降、３試合終了時で勝ち点６以上は計１３カ国あり、うち１１カ国がＷ杯本大会に進出。日本と同じ勝ち点６だったのは０２年予選のウズベキスタン、０６年予選の日本と韓国の３カ国。ウズベキスタンはその後の５試合を１勝１分け３敗と失速して敗退。日本は残り３試合を全勝、韓国は１勝１分け１敗でともに本大会へ出場した。