札幌FW都倉、自身初の複数年契約で合意 J1定着へコンサ愛の決断
2016年12月10日 13:30
サッカー
都倉は、今季まで単年契約を結ぶことで自分にプレッシャーをかけ、ステップアップを目指してきた。一昨年、昨年にはJ1クラブからオファーが届きながら札幌残留を決断。自身の成長のために最適と判断した札幌から離れることはなく、加入した14年から3年連続2桁得点などチームに大きく貢献してきた。
そんな札幌のエースにとって「北海道愛」も複数年契約の決断の一つとなった。オフには家族やチームメートと自然あふれる道内を旅行。自然と都会が共存する札幌に魅せられて「(今まで住んだ中で)札幌の街が一番好き」と公言する。大好きな土地でプレーし続ける覚悟。その強い思いは私生活に表れている。マンション住まいに別れを告げるため、札幌市内に一戸建てを建設する土地を探し始めたのだ。
今季はチーム最多の40試合に先発出場し、J2得点ランク2位となる19得点。8月7日の清水戦(札幌ドーム)のロスタイム決勝弾など、チームを勝利に導くゴールを決めてきた。絶対的なエースの複数年契約は、J1定着を目指す札幌にとっても計り知れないメリットがある。都倉自身、周囲の関係者に「J2には絶対に落とさない」と話している。複数年契約&マイホーム購入でじっくり腰を据えて戦える環境が整う。J1の来季。都倉はチームと北海道のためにゴールを量産する。
≪夫婦で豪旅行も≫今オフ、都倉はまず静養に努める。チームは11月30日に全体練習を終了。都倉は今月1日からオフに突入した。「年内はゆっくりしたい」と話していたように、すでにチームメートらと道内を旅行するなどオフを満喫。夫婦でオーストラリアにも旅行予定だ。年明けからは東京を拠点に本格的に体を動かし、来年1月12日のチーム始動日に合わせていく。
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