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シャペコにささぐ！Ａナシオナル　ＰＫ戦勝利で意地の３位

2016年12月19日 05:30

サッカー

シャペコにささぐ！Ａナシオナル　ＰＫ戦勝利で意地の３位
＜Ａナシオナル・アメリカ＞ＰＫ戦を制し喜ぶＡナシオナルイレブン Photo By スポニチ
 【クラブＷ杯３位決定戦   Ａナシオナル２―２（ＰＫ４―３）アメリカ （ 2016年12月18日    横浜国際 ）】 ＰＫ戦にもつれた接戦を制してアトレチコ・ナシオナルが南米王者の意地を見せた。
　前半６分にオウンゴールで先制し、前半２６分にはゲラが追加点。序盤のリードを守れず後半追いつかれたが、ＰＫ戦で５人中４人が成功して北中米カリブ海王者を振り切った。準決勝で鹿島に敗戦。南米王者が決勝に進めなかったのは１３大会で３度目の屈辱だった。ルエダ監督は「本当は決勝を戦いたかったので心が痛む。でも３位決定戦に勝っていい１年の終わり方ができた」と笑顔。腰痛をおして指揮を執っており、帰国後は手術を受ける予定だ。

　１１月２８日にブラジル１部シャペコエンセの選手らを乗せた飛行機が墜落する事故が発生。Ａナシオナルは南米カップ戦王者を決めるコパ・スダメリカーナ決勝で対戦予定だったシャペコエンセにタイトルを譲った。今大会はシャペコエンセ・サポーターをはじめとするブラジルからも熱烈な応援を受けており、この試合のＭＶＰに輝いたベリオは「シャペコエンセのファンが支援してくれたことも、いいプレーをできた要因」と神妙な面持ちだった。

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