フィテッセ太田が帰国 定位置がっちり、来季は「ステップアップの年に」

2016年12月19日 20:50

サッカー

フィテッセ太田が帰国 定位置がっちり、来季は「ステップアップの年に」
帰国したフィテッセの太田 Photo By スポニチ
 フィテッセの太田宏介(29)とADOデンハーグのハーフナー・マイク(29)が19日、羽田空港着の同便で帰国した。
太田は今年1月にFC東京からフィテッセに移籍し、同17日にカンブール戦で念願の欧州デビュー。左サイドバックの定位置をがっちり確保し、終わってみれば出場停止だった1試合を除く全16試合に出場した。

 移籍2シーズン目の今季は、序盤こそ出番を与えられずに「正直、苦しかった」というが、それも「良い経験になった」とプラスに替え、「ブレないで自分の長所を見失わないようにした。練習でも人よりがんばった」と年内最終戦となった17日のフェイエノールト戦まで5戦連続出場をつなげた。

 「話さないとやっていけない」と英語も日常生活から意識して使うことで上達したよう、今はストレスなく海外生活をエンジョイしてるようす。来年は節目の30歳。元清水のチームメートで、尊敬する札幌の元日本代表MF小野伸二が清水に入団した際に「男は30から」と話した言葉が今も強く印象に残っているようで、「ステップアップの年にしたい。代表でも試合に出られるように。クラブでももっともっと存在感を出していきたいです」とさらなる飛躍を誓った。

 一方のハーフナーは、フィテッセに所属した12〜14年シーズンも含め、今季はオランダ5シーズン目。ADOデンハーグの1年目の昨季は、16ゴールをあげて欧州主要一部での日本人最多得点記録を更新。現在は右ふくらはぎ痛により年内最後の2試合を欠場したが、日本でつかの間の休息をとり、来年の巻き返しを誓っていた。

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