京都 10試合ぶり無失点で競り勝つ 闘莉王決勝ヘッドも「きょうは岩崎だよ」

2017年05月07日 19:52

サッカー

 【明治安田生命J2第12節   京都1―0讃岐 ( 2017年5月7日    西京極 )】 京都は前半36分に元日本代表DF田中マルクス闘莉王(36)が決勝ヘッドを挙げ、第2節・徳島戦(3月4日)以来10試合ぶりの無失点で競り勝った。前節・名古屋戦(5月3日)では後半ロスタイムに追いつかれドロー。その反省を生かした。
 名古屋戦後、闘莉王はFWイ・ヨンジェに激ギレ。布部監督からは「キープ」というタスクを受けていたにもかかわらず、独断的なプレーをしたためで「後ろを助けるのは前の選手の役目」と厳しかった。その言葉通り、FWケビン・オリスが一発退場して1人少なくなった中、時間の進め方の“お手本”を披露した。サイドラインやゴールライン近くでDFに囲まれながらもキープ。ファウルを誘い、プレーを切る“頭脳的プレー”で相手の猛攻を防いだ。

 「きょうは岩崎だよ」。闘莉王はこの日を最後にU―20W杯へ臨む岩崎を立てたが、「試合を締められた?そう考えると、こないだの試合が勿体ない。僕も勉強しながらチームが勝てるようにしている。これが3試合、4試合と続けていければ良い。1人少なくても守れるようになれば良いし、きょうは大きいよ」と満足。「得点?それは良い」と自身のゴールよりもチームの勝ち方に手応えを示した。

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