【川本治の視点】浦和は終盤の攻撃ができれば巻き返せる

2017年07月10日 08:33

サッカー

【川本治の視点】浦和は終盤の攻撃ができれば巻き返せる
<浦和・新潟>後半に逆転し、なんとか試合を制した浦和イレブン Photo By スポニチ
 【明治安田生命J1リーグ・第18節   浦和2―1新潟 ( 2017年7月9日    埼玉 )】 浦和はいい部分と悪い部分が端的に出た。後半29分に追いつくまでは、攻守ともにいいところがなかった。攻撃ではチャンスをつくっていたものの、好調時のようにサイドからの突破は少なく、シュートまでいく回数も少なかった。
 パスの回し方も相手が嫌がるものではなく、もっと相手を下げるように回さないとチャンスにならない。守備も相手からボールを奪うことばかり意識して、一番大事な試合をコントロールすることができていなかった。簡単に守備ラインの裏を取られる場面もあったが、先制点も集中力を欠いた「悪い取られ方」から決められた。

 同点に追いついてからは見違えるようによくなった。スイッチが入り、パスの回し方も変わり、高木と駒井の両サイドからの攻めも良くなった。点が入って好調時を思い出したのかもしれないが、このサッカーがコンスタントにできれば十分に巻き返すことはできると思う。(元ジェフ市原強化部長)

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