C・ロナウド 脱税容疑を全面否認「適切に支払っている」

2017年08月01日 01:22

サッカー

 レアル・マドリード(スペイン)のポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド(32)が脱税容疑を全面否認した。
 31日、脱税容疑の裁判でマドリード近郊の裁判所に出廷。非公開で行われた約1時間半の裁判で証言した。11〜14年に肖像権収入などを租税回避地に隠し、1470万ユーロ(約19億1100万円)を脱税した疑いで、6月にスペイン検察当局から告発されていた。

 裁判所前には約150人の報道陣が集結していたが、ロナウドは車に乗って裁判所を後にした。その後、代理人を通じて声明を発表。「スペイン税務当局は私の全ての収入の内容を知っている。何も隠していないし、脱税を計画したことはない。いつも自発的に申告を行っているし、所得に応じて税金を支払わなければならないと思っている。私はトラブルを避けるために(税務)コンサルタントに依頼し、適切に支払っている」と容疑を全面的に否定した。

 スペイン紙アス(電子版)は、裁判でロナウドが「私の名前がクリスティアーノ・ロナウドでなかったらここにいなかったろう」と繰り返し発言したと報道。有名人という理由で、当局の標的になったとの思いをにじませたという。

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