本田“不要論”で燃える W杯本戦出場逃せば代表引退も覚悟

2017年09月02日 05:30

サッカー

本田“不要論”で燃える W杯本戦出場逃せば代表引退も覚悟
<日本代表練習>ミニゲームで厳しい表情を見せる本田 Photo By スポニチ
 本田がW杯出場決定から一夜明け、思いの丈を語った。31日のオーストラリア戦は今回のアジア最終予選で初めて出場機会がなかった。「今までは統計的に見ても、僕やシンジ(香川)が出ないと勝てない試合、良くない試合が多かった。でも勝ってしまった。僕らが必要ないと言われるのは当然」。若手台頭で“不要論”が浮上する中、自らが置かれている立場を受け止めた。だが、ここが逆襲の始まりでもある。「目標は本大会。ベンチに座っている今の過程は必要な悔しさ。モチベーションになる」と糧にすると強調した。
 それほどまでに最後と位置づけるW杯に懸ける思いは強い。「これがW杯本大会であれば、サッカーを辞めようというのも考えているかもしれない」とW杯出場を逃していれば代表引退を決断していたことも示唆した。また本番ではイタリアとの対戦を熱望。オランダ、ロシアと渡り歩いて、唯一「イタリアの人たちの大半を認めさせることができなかった」からだ。自らの存在価値を再び証明する戦いが、ここから始まる。

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