元ジャパネット高田社長、長崎昇格に歓喜「生まれてきて良かった」
2017年11月11日 22:22
サッカー
そして、胸に「J1」と大きくプリントされた昇格記念Tシャツを着こんでマイクの前に立ったホーム最終戦セレモニーでは「監督、選手、本当に頑張ってくれました」と労った後で「この勝利は監督、選手のみならず、ここにいらっしゃるサポーターの皆さん、きょう用事があって来れなかったファン・サポーターの皆さん、そして長崎県民の皆さん、そしてもちろんこのチームを支えていただいているスポンサーの皆さん、行政の皆さん、もちろん新しくなったV・ファーレン長崎の社員の皆さん、ボランティアの皆さん、申し上げれば数限りがないぐらいの皆さんの力の結集がきょうのJ1をもたらしたと思っております。皆様にこのような素敵な場所に立たせていただきますことを心より御礼を申し上げます」とクラブ、チームに関わるすべての人に感謝の言葉を贈った。
クラブは今年1月に約1億2000万円の最終赤字を計上する見通しであることが発覚し、当時の社長やゼネラルマネジャー(GM)ら取締役が退陣となるなど一時はクラブ存続すら危ぶまれた。だが、それまでもスポンサーだった通信販売大手「ジャパネットホールディングス」(長崎県佐世保市)が4月に筆頭株主となり、同社の創業者で肥筑方言訛りの甲高い口調で商品を紹介する「ジャパネットたかた」のテレビショッピングでお茶の間でもお馴染みの高田氏が社長に就任。自ら陣頭指揮に立ってチームを盛り立てた。
「私は社長になってまだ半年ちょっとでございます。振り返ってみればV・ファーレン長崎が出来上がった月日を数えてみたら十数年の月日がかかっていると思うんです。J2になりまして5年ですけれども、この歴史的瞬間はこのクラブができるにあたって長らくたくさんの方のお力を得て現在があることを皆さん忘れないようにしましょう。何事も一人の力ではできません。本当に先人の努力、そしてここにいらっしゃる皆様の努力、すべての皆さんの成果であるということを大事にしながら、さあ、もう切り替えましょう。あすからは次の試合、そしてJ1になったらどのようなクラブにしていくかという夢はどんどん階段を上って前へ前へと進んでいきますよ〜?」
独特のあの口調でそうサポーターに語りかけた高田社長は「長崎の夢実現のために頑張っていくことを、この決意を皆様にお伝えしたいと思います」とJ1での躍進を宣言すると、最後に「お願いがひとつありますのは、帰りが大変に混雑しますので、お家に帰るまで気を付けてお帰りいただきますようにお願い致します」と語りかけて締めくくった。
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