G大阪・中村 ホロ苦デビュー シュート0本も指揮官は“不問”

2018年02月12日 05:30

サッカー

G大阪・中村 ホロ苦デビュー シュート0本も指揮官は“不問”
トップチームで先発したG大阪FWの中村 Photo By スポニチ
 【練習試合   G大阪3―2浦和 ( 2018年2月11日    東風平運動公園 )】 G大阪のFW中村敬斗(17)が11日、トップチームデビューを果たした。沖縄2次キャンプ総仕上げとなった浦和との練習試合で、クルピ監督から主力組に抜てきされた。シュートセンスを買われての起用もシュート0本で45分で交代。浦和DF槙野につぶされるなどホロ苦さが残ったものの、指揮官は“不問”を強調した。
 「確かに持ち味は出せなかったが、まだまだ評価するのは早い。フィニッシュは良いものを持っている」

 8日のJ3琉球戦で2得点。仕掛け、ミドルレンジからでも打てるパンチ力を持っている。「うまく切り替えられた」と自画自賛したように若手中心となった3本目にゴール。17歳にしてメンタルの強さも兼ね備える。槙野も「可能性は持っている」と話した。

 反省点も口にしつつ「トップチームのレベルを体感できたのは良かった」と中村も前を向く。開幕・名古屋戦(24日)まで残り2週間。現実味を帯びてきた開幕ベンチ入りだけではなく、さらなるアピールを図り、開幕スタメンの可能性も広げていく。

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