ACLでグループリーグ突破を目指すC大阪に、広州恒大のカンナバロ監督が立ちはだかる。17日の1次リーグ最終節・広州恒大―C大阪戦(天河体育場)を前に、16日に公式会見が行われた。自力突破のためにC大阪は勝利が必要な一方で、広州恒大は引き分けでも1位での突破が決まる状況。会見では地元の記者から「C大阪は主力がいないと見られるが、どう思いますか?」と問われると、かつてバロンドールを獲得した元イタリア代表DFは、油断や甘さを一切、否定した。
「軽く見てはいけないチーム。試合前から相手のチームを甘く見ると痛い目に遭う。全員がとても良いコンディションだし、明日に向けて良い準備ができている」
リーグと平行する過密日程の中、日本代表MF山口や同FW杉本らが遠征メンバーから外れているC大阪。中国リーグ7連覇中のビッグクラブは、かなりの強敵となりそうだ。